日本学術振興会
R062メタマテリアル委員会
産学協力委員会
メタマテリアルは、電磁波の波長に比べて小さい構造体を配列して構成した人工媒質で、 自然の材料では得られない特異な電磁波・光波応答を実現する技術として注目されています。 2000年初頭に負の屈折率を持つメタマテリアルが開発され、それ以降、超解像レンズ、クローキング媒質、超薄型光学メタレンズ、熱制御材料など、光波、電磁波領域で画期的なメタマテリアルが開発されてきています。 現在もなお、トポロジカルフォトニック結晶や時間結晶、時間変調媒質など、新たな材料が開発されています。
本委員会は、我が国の強みである材料科学、微細加工技術、化学、計算科学などの技術を有する異なる業種や分野の企業が、組織や研究分野の垣根を超えて連携する産学協力の場を新たに構築することを目的とします。 近年期待が高まっている分野における産業応用のための技術と方向性を議論することで、我が国の技術力や競争力の向上に貢献し、実用化を加速します。
現在、法人会員を募集しています。ご希望の方は、委員長(真田篤志・大阪大学・sanada.atsushi.es[at]osaka-u.ac.jp)へお問い合わせ下さい。